ガルダ湖が生む地形と味わい
46 パラレッロ(46度線)の名は、オリーブ栽培に適した世界最北の地で造られることを表しています。このオリーブ産地のガルダ湖周辺はアルプス周辺の地中海でも特殊な気候で、周辺の地域では、ガルダ湖はドルミテの海と呼ばれています。ガルダ湖から吹くそよ風により、オリーブは霜の影響をほとんど受ける事はなく、また北東に位置するドロミテ山脈の微気候の影響により、高品質のエクストラバージンオリーブオイルを生産することが可能となっているのです。
使用されているオリーブ品種は、イタリア北部・ガルダ湖周辺の冷涼で風通しの良い気候で育つカサリーヴァ(Casaliva)を主体に、わずかにフラントイオ(Frantoio)とレッチーノ(Leccino)をブレンド。カサリーヴァ(Casaliva)特有の青リンゴや青草のような爽やかな香りに、フラントイオ由来の華やかなアロマとしっかりとした苦味、レッチーノがもたらすまろやかさとバランス感が加わり、複雑で奥行きのある味わいに。上品さと力強さが絶妙に調和したエキストラバージン・オリーブオイルです。