ジュゼッペ・ロッソ氏
ゾットぺラの当主ロッソ氏は、生粋のシチリア人。人口8000人ほどの小さな村「キアラモンテ・グルフィ」でオリーブを育てています。
15世紀にこのオリーブ農場に移り住んできたロッソ家は、代々親から子へと農場を受け継ぎ、現当主のロッソ氏も息子と共に農場を営んでいます。
ゾットペラの魅力は、その味わいと共に、毎年移り変わる気候の中で、高いレベルで一定以上のクオリティを維持していること。それには、収穫時期の見極めが非常に重要です。
ロッソ氏は、その見極めが非常に長けています。何度かに分けて収穫を行うことで、早摘みのフレッシュ感と熟した果実の奥行きを出しています。これは先祖から受け継いできた重要なノウハウの一つです。